車椅子対応のバリアフリープラン
室内を車椅子で移動可能にした計画例
バリアフリー計画にもさまざまな段階がありますが、ここでは,車椅子対応の計画例をご紹介します。(団塊ご夫婦用プランのバリエーション)
車椅子対応の基本は,すべてのドアと扉を引き戸とすることです。
車椅子に乗った状態では、開きドアを開けることが難しいからです。また開けられてもドアが邪魔して、思うように行動できません。
お風呂でも引き戸が原則となり、3枚引き戸を使用する(=広くなる)ため、入り口方向の検討が必要となります。(E)
そして,曲がり角などでは方向を変えるためのスペースや旋回するためのスペースが必要になります。(C)
さらに、玄関にスロープを設ければ、車椅子に乗ったままで外出が可能になります。(A-B)
家事をされる方が車椅子の場合は、シンクの下にニースペース(車椅子の前部分が入る空間)があるなどのバリアフリー仕様キッチンを採用する必要があります。(D)